能登半島地震からスタートした2024年も残り2か月を切りました。
ほとんどの人は、様々な出来事や情報に振り回された一年だったのではないでしょうか?
外側の世界だけを重視していると、あっという間に時が過ぎてしまった感覚に陥ります。
しかし、『時間は幻想』で、人間が作り上げた
もの。
『一般相対性理論』を発表したアルベルト・アインシュタインや一般相対性理論と量子力学を
統合した『量子重力理論』の専門家であるカルロ・
ロヴェッリも
「時間は存在しない」
「過去・現在・未来は幻想である」
「過去から未来へ時間が流れているということもない」と語っています。
我々の日常生活は、仕事を始めとして常に時間に管理されているといっても過言ではない
でしょう。
また時間という概念から、「昨日」「明日」「過去」「未来」という枠を作り出しています。
そのため時間にとらわれ、過去を悔んだり未来に対して不安を感じたりするわけです。
今しかない
『今』はエネルギーが集中するところ
今の繰り返しが、昨日・明日・過去・未来を
作っています。
- 過去・・・記憶・記録
- 未来・・・確定ではない
今にいる自分が、過去を振り返ったり未来に想いを馳せたりします。
過去や未来に縛れると、『今』にいることが
出来ません。
『今、ここ』は、エネルギーが集まるところで
あり、不要なエネルギーを排出するところ。
エネルギー
- 上から『宇宙エネルギー』
- 下から『大地のエネルギー』
- 前から『生命エネルギー』
『今、ここ』を意識しなければ、十分なエネルギーを得られないため、自分の力を最大限に
発揮することが難しくなるでしょう。
思考は過去や未来を行ったり来たりするのが得意
我々の思考は常におしゃべりしています。
頭の中のおしゃべりは左脳が有利になっている状態ですが、本来ならば右脳と左脳が均等に働いているのががベスト!
しかし、ほとんどの人は思考を自分自身と勘違いしている為、
思考を野放しにしておくと、過去の出来事を思い出したり、未来のことを勝手に想像したり
します。
楽しかったことを思い出したりワクワクするようなことを想像すればいいですが、思考が
注目するのはネガティブな事ばかり。
- 過去・・・屈辱・失敗・苦しみ・悲しみ・
後悔・憎しみ - 未来・・・不安・恐れ・焦り・絶望
過去と言っても振り返るのは大抵『昨日のこと』であり、未来は『明日のこと』がほとんど
かも
しれません。
過去や未来を行ったり来たりして、『今ここ』に集中できない状態をコントロールする必要が
あるでしょう。
- 思考のおしゃべりに氣づき観察する
- 『今ここにいる』状態を意識する
- 自分自身にしっかり向き合う
- 瞑想する
時間を意識するというよりは自分の思考を観察し、過去や未来へ意識を向けていると氣付いた場合は、『今ここにいる』ことに集中すると良い
でしょう。
また、『今ここ、今ここ』とアファメーション
することも効果があります。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!