『眠っている』『目醒めている』とは、「私は、夜11時に寝て、朝は6時に起きます」では
ありません。
真を知っているか知っていないかの違いです。
今までは、長い間『夜の時代』だった為、ほとんどの人が眠りについていました。
しかし、夜が明け『昼の時代』に入った現在は、目醒める人が徐々に増えてきています。
変わるには順番があります。
今がその時ではない人は、このような記事を目にすることもないでしょう。
その人によって、学びの速度は違いますが、いずれ分かる時がきます。
- 『眠っている人』とは真が分からない人
快楽が喜び
だけを繰り返している
不安や恐れの感情 - 『目覚めている人』とは真が分かる人
御魂の理解 - 『眠っている人』『目覚めている人』の住み分け
二通りの人間
眠っている人間と目覚めている人間
二通りの人間がおる。ひとつは眠っておる人間、もうひとつは目覚めている人間じゃ。
その中間でまどろんでいる人間も
おる。眠っておる人間の喜びは、快楽であり、肉体の快楽じゃ。
快楽という喜びは、外からの五感の刺激で起こる。
食べること、見ること、聞くこと、体感することじゃ。
その快楽は、しばらくすると消え失せる。
消えると、また欲しがる。目覚めておる人間の喜びは、解放ではない。
苦痛でもない。喜びあるのみじゃ。
望むものは肉体的なものから、心理的なものに変わるからぞ。
喜びの量ではなく、質を求めるようになる。深みを求めるようになる。
刺激から得ようとするのではなく、常に喜びの状態じゃ。
すると沈黙さえも喜びとなる。それは魂の喜びとなる。
よひとやむみな
眠っている人間の喜び | 目醒めている人間の喜び |
---|---|
肉体の喜び | 魂の喜び |
外からの五感の刺激で起こる快楽 | 喜びあるのみ |
喜びの量 | 喜びの質・深み |
肉体の喜びは、一時的なものですから、消えると次の喜びを求めます。
目覚めている人の喜びは、苦しみさえも喜びであるため消えることはありません。
『五感』とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚
【視覚】
- 見えていても観ていない
- 見たくないと思えば、必要なものしか
見えない
【聴覚】
- 聞こえていても聴いていない
- 聞きたくないと思えば、自分に都合のよい事しか聞こえなくなる
【視覚】
- 見えていても観ていない
- 見たくないと思えば、必要なものしか見えない
【聴覚】
- 聞こえていても聴いていない
- 聞きたくないと思えば、
自分に都合のよい事しか聞こえなくなる
ほとんどの人は、犬や猫・草花の言葉を理解することが出来ません。
素粒子の世界を目で確認することも出来ません。
また、想像力を働かせようとしたり、過去の記憶を思い出そうとしても、意識に上がるのは、
ほんの一部です。
これは、鋭敏な五感が磨けていない為で、物質的世界だけが現実だと思うと、制限が出来て、
物質だけしか感知しなくなるのです。
本来は八感あるといいます。
- 直感
- テレパシー・遠隔透視能力
- 時空間を移動する能力
身魂を磨き、御魂と和合出来れば、八感を復活させることが出来るかもしれません。
分かる者と分からない者
分らん者は分かるだけの学びが成されておらなかったから分らんのであるから、
分かる者から素直に学びなされ。頭下げて頂きなされ。分っておる者は必要あって先に分かるようにいたしてもらっていただけなのじゃから、
大日月地神示
分らん者に分かるようにやさしく教えてやりなされよ。
『分かる者』 『目覚めている人』
『分らぬ者』 『眠っている人』
『分らぬ者』
『眠っている人』- 肉体が全てであると思っている
- 自我を通しての体感
- 外からの刺激に反応しているだけの
毎日を送っている - 新たな因果を背負っている
- 今までの習慣やくせが抜けない
- 不安や苦しみを抱いている
- 真を見極められない
- 生き方が実らない
『分かる者』
『目覚めている人』- 本質は御魂だと理解している
- 身魂磨きを実践している
- 真を見極められる
- この世の仕組みが分かる
- 苦しい状況であっても心は穏やかである
- 自分に出来ることを行っている
- 感謝と喜びの中に生きている
- 調和することの大切さを知っている
『分らぬ者』
『眠っている人』『分かる者』
『目覚めている人』- 肉体が全てであると思っている
- 自我を通しての体感
- 外からの刺激に反応しているだけの
毎日を送っている - 新たな因果を背負っている
- 今までの習慣やくせが抜けない
- 不安や苦しみを抱いている
- 真を見極められない
- 生き方が実らない
- 本質は御魂だと理解している
- 身魂磨きを実践している
- 真を見極められる
- この世の仕組みが分かる
- 苦しい状況であっても心は穏やかである
- 自分に出来ることを行っている
- 感謝と喜びの中に生きている
- 調和することの大切さを知っている
『分かる人』は、分からない人が変わるまで辛抱強く待つことが、学びとなります。
- 己の考え方が間違っておらぬと思い込んでおる
- 己が変わることに魅力を感じられない
- 相手に合わせたくない
生きているうちに変わるには時間が掛かるため、変わりたいと思う人から順番に
変わっていくということです。
変わる速度は個々違いますから、それもまた必要な学びなのでしょう。
変わらぬ者は変わるまで、じっくり何千年かけて学ぶ。
現世で分からなくても、時期が来れば分かるようになる。
この世は他を見て学べる仕組みになっています。
他は自分の『写し鏡』であるため、自分の周囲の人間や環境がどういう状況であるかによって、
今の自分の立ち位置が分かるというものです。
状況が悪ければ、何か自分に原因があるかも
しれません。
分からん者は分からんなりに、分かる者は分かる者なりに、住み分けなされますのじゃ。
この世は、『世の立て替え立て直し』に入っていますから、いずれは別れていきます。
まとめ:二通りの人間
- 『眠っている人』とは真が分からない人
快楽が喜び
だけを繰り返している
不安や恐れの感情 - 『目覚めている人』とは真が分かる人
御魂の理解 - 『眠っている人』『目覚めている人』の住み分け
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
『大日月地神示』
著者:神人 出版社:新泉社
【神人公式サイト】
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット