人間は年齢とともに生理機能や精神面が変化していきますが、物体など形あるものもすべて
変化しています。
また、時代の流れも常に変化しており、今は激動の時代と言ってもよいでしょう。
多くの人々は、変化に対して恐れたり現状維持を望む傾向があるかもしれません。
元々恐れは、我々が身を守るために備わっている本能です。
しかし、必要以上に恐れが大きくなってしまうと、常に恐れにとらわれるようになって
しまいます。
物事を決定するときにも、恐れがベースにあると上手くいきません。
固定化してしまった恐れは、外からの刺激によって頻繁に顔を出してくるため、人生そのものを制限した枠の中に収めてしまう結果になってしまうでしょう。
また、刺激された恐れは、新たな恐れを引き寄せる可能性があります。
恐れに支配されないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?
人生に大きな影響を与えてしまう『恐れ』に対して考えていきましょう。
恐れを解放することが重要
恐れは恐れを生む
恐れは、恐れを生むぞと申して
あろうが。
恐れを恐れるから怖いのぞ。
光を入れぬから恐れるのぞ。
光は感謝からじゃ。
よひとやむみなより引用
多くの人達にとっては、『お金』に対する恐れも大きいのではないでしょうか?
- 生きるためにはお金を稼がなければならない
- お金がなければ幸せにはなれない
- 好きなことだけでは生活出来ない
- 国民の義務である税金は支払わなければならない
- 老後は一人当たり2000万円必要だ
これまでは、お金や物をたくさん所有することが、ステータスシンボルとされてきました。
一攫千金を夢見て、株・投資・宝くじ・ギャンブルなどにお金をかけた人もいるでしょう。
または、神社などに行って神にお願いしたかもしれません。
しかし、お金に対する不足感や不安がベースにあると、いくらお願いしても叶うことは
ありません。
日々通帳を眺めながら、「もうこれしかない」「どんどん減っていく」と思っていませんか?
現実と言われる外側に見えている世界は、『自分の内側を映し出している』映像です。
さらに必要以上に不安や恐れを抱えていると、ますます不安や恐れを引き寄せてしまう
結果になってしまうでしょう。
恐れの原因を探る
何を恐れているのか、それを見てごらん。
どんなことになると恐れているのか、それを見てごらん。
その恐れの声を聴いて、それに従うとどんな人生になるか想像してごらん。
よひとやむみなより引用
恐れを助長してきたのは、家庭や学校での教育・社会生活・人間関係・世情などあらゆることが影響しているかもしれません。
さらに、目醒めを阻止しようとする者達によって、負の情報や映像を繰り返し発信するなど、
意図的に『恐れ』を植え付けられてきた経緯も
あります。
自然現象のように見せかけたり、真実であるかのように偽善的な行為が行われてきました。
それは、不安・恐怖・恐れを手放なさなければ、完全に目醒めることが出来ないためです。
【不安や恐れの種】
- 年々値上がりしていく物価や公共料金・税金など
- 家族や仕事関係など人間関係の悩み
- お金に関すること
- 心身の健康
- 失敗や恥をかくこと
- 現状や老後
- 自然災害
- 特定の隣国や戦争に対する恐怖
- 未来に対して漠然とした恐れ
どのような事に不安や恐れを感じているのかを知るためには、意識的に自分自身と
向き合う必要があります。
解放されずに蓄積されてしまうと、変質した恐れはとても波動が低いため、
波動の低いものを引き寄せてしまう可能性があります。
そのような状態でいくら現実を変えようとしても好転することはでしょう。
また解放したと思っても、深いところに隠れている感情もあるため、氣付いた度に
手放していく必要があるかもしれません。
変化を受け入れる
地球や時代は今、大きな変化の時を迎えて
います。
変化の流れに逆らったり停滞したりすると、不安や恐れを生み出し苦しい状態になって
しまいます。
変化の波は、その人にとって必要な課題であることが多いため、身を委ねる必要があるでしょう。
未知なることを体験する際に、思考があれこれ否定的な事を語ってきますが、ハードルを乗り越えなければ、その先の可能性を知ることが
出来ません。
たとえ変化の波が荒波であっても、こまめに不安や恐れを払拭していけば、大難が小難に小難が無難になるかもしれません。
また、自分の意志とは関係ない場合は、受け止め方も重要になってきます。
目の前の出来事や情報を『不安や恐れ』と受け止めるか、『必要な変化』として受け止めるかでは
大きく違います。
現状だけを見て悲観するのではなく、どれくらい明るい未来を創造出来るかが鍵になってくる
でしょう。
我々には、未来を創造出来る力が宿っているという事を知ることです。
今後ますます、世情が変化していくかも
しれません。
どの道を選択するかは自由ですが、周囲の意見や状況に惑わされるのではなく、魂に従って選択することをお勧めします!
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット