私は、誠実で一緒にいて楽しい男性がいいわ!
僕は、小柄で笑顔がかわいくて、料理が上手で
控えめでやさしく・・・
自分の事はさて置いて、相手に対して求め過ぎていませんか?
彼氏彼女、または伴侶であっても、相手は自分の心の写し鏡。
引き寄せた相手は、すべて学ばせて頂く
存在です。
また、恋と愛が違うように、愛と愛情も
意味が異なります。
『情』というのは、『我』(ガ)の部分なので、いずれ執着や束縛を生みうまくいきません。
では、どうすれば相手との良い関係を構築していけるのでしょうか?
- 男は内なる女、女は内なる男を育む
- 男と女、それぞれの役割を認識する
- 愛と愛情は違う
- 相手と和す生き方を育む
男と女の存在意味
肉体が男なら内は女、女なら内は男
肉体が男なら魂は女。男は内なる女を育むのじゃ。
肉体が女なら魂は男。女は内なる男を育むのじゃ。
今は幼稚な男や女、女のような男、男のような女、男っぽさだけの男、
女っぽさだけの女、みな未熟なまま年を取っておる。
そして、相手ばかり求めておるではないか。
男は自分の内なる女に似た女に惹かれる。女も同じ。
されど、それが心の写し鏡であることを知らぬ。どちらも相手ばかり求めてばかり
おるぞ。求めておるものが得られなければ、あの手この手で言うことを聞かせようとし、
文句を言うたりしておる。
よひとやむみな
昨今では、トランスジェンダーや性同一性障害が社会的に認められてきました。
【肉体が男なら魂は女、肉体が女なら魂は女】からも分かるように、
誰もが男と女の両方を併せ持っているわけです。
内なる性が、表面に出るか出ないかの違いだけなんですね!
異性に限らず、相手は【心の写し鏡】。
私たちは、自分の欲求が満たされないと、相手に対して不平・不満が湧いてきます。
相手への不満は、そなた自身への
不満ぞ。
相手のそなたへの不満は、相手自身への不満ぞ。
この世は、あらゆることが二極の世界です。人間にも表と裏があったのですね!
男の氣は能動的、女の氣は受動的
天の氣は、上から下へ流れると申した。男の氣は、能動的な氣ぞ。
プラスぞ。与える氣ぞ。神が与えるのぞ。
女の氣は、受容的な氣ぞ。マイナスぞ。受け入れる氣ぞ。
人間は、花嫁となって氣を受け入れるのぞ。
受け入れるためには、神に自分を明け渡せねばならん。
女は、受け入れる肉体を持っておる。男は、自分の内なる女の魂を成長させよ。
よひとやむみな
元々女性は、相手を受け入れられるだけの器を持っているという事。
男性も内なる女性の受動的要素を育めば、相手を受け入れる事が出来ますよというわけですね!
女性は、受け入れる器を活かして、
女は男を立てろ。男は女を敬え。
仲よく和してやれと申す道理
分かったか。
女性のお役目
家が治まらんのは女が出るからぞ。出るなと申しておるのではない。
外に意識が行き過ぎておると申しておるのぞ。
家が治まるということは、家の中に信頼と慈しみの氣が満ちておる
ことじゃ。女の心が安らかで暖かくあればそれがかなう。
その氣が満ちれば、家の者は愛に満たされ、活力が生まれるぞ。
その氣があることで、女は感謝されるのぞ。家は女が中心ぞ。
よひとやむみな
『女の氣は、受動的な氣』の続きです。
女性が、男性に対して取るべき態度とは?
立てることぞ。活かすことぞ。励ますことぞ。育むことぞ。育み合うことぞ。
『立てる』といっても、支配と服従の関係ではありません。
これが家族の調和となり、それぞれの力を発揮できるというわけです。
大変な事のように思いますが、女性にしか出来ないお役目だそうです。
愛と愛情
愛を育てる
本来の愛ある関係を目指して、男は自分の中の女の魂に気づけよ。
女に優しさを求めるのは、自分の中に優しさが足りんからぞ。
女は自分の中の男の魂に気づけよ。
男に頼もしさを求めるのは、自分の中に依存する気持ちがあるからぞ。
相手に求めて甘え合うなよ。自分の中で両者を統合せよ。
よひとやむみな
恋は愛の最初の段階。
恋は感情じゃ。
どんな感情も、やがては薄れる。
薄れたから愛が無くなったのでは
ない。恋という感情が無くなっただけじゃ。愛は理性じゃ。初めからあるものではない。
育てる決意があって愛は育つ。高まると世界の見え方が変わる。
相手だけでなく、人間を愛する。生きとし生けるものを愛する。
その世界を作った神々を愛する。それらの中で生かされることに感謝が生まれるぞ。
よひとやむみな
最初の段階。やがては薄れてくる
情が絡むと、執着や束縛を生む
すべてのものを愛し、感謝が生まれる
『愛する思い』とは『相する思い』で、他人と自分を重ね合わせること。
相手を認め、愛しみ、喜ばすことで和合することができ、そこに真の愛が顕れるのでしょう!
愛と愛情は違う
多くの人間が愛を感じるのは、外からの刺激じゃ。
愛しい人を見れば、内から愛情が湧くであろう。
美しい花や景色に出会えば、内から愛情と喜びが湧くであろう。
されど、これらは外からの刺激で、内から湧く感情ぞ。愛情ぞ。
愛情と愛は違う。情を絡ませるな。
絡ませると愛情が深まり、そのうち執着となる。
執着は束縛を生む。束縛は恐れからくる。それは悪じゃ。もはや愛ではない。
よひとやむみな
現実だと思っている外の世界は、陰の世界であり、幻影であり、エネルギーであり、波動であります。
現実だと思っている外の世界は、陰の世界であり、幻影であり、
エネルギーであり、波動であります。
夫婦愛
夫婦は命がけで、お互いに築き合わねばならんぞ。
夫婦愛は、最初からあるのではない。築き上げるものぞ。
生み出すものぞ。夫婦愛が育てば、子供は愛を感じて育つ。
家庭は、夫婦愛が先じゃ。
お互いに愛が育てば、生きとし生けるものへの愛が育つ。
よひとやむみな
この世は、『二極の世界』なので、『愛』の裏には『憎しみ』があります。
愛に疲れると、何かのきっかけで憎しみとなり、憎むことに疲れると、愛に
変わる。
この状態から抜け出すには、純粋な愛に気づかなければなりません。
相手に愛を求めるのではなく、自分自身を磨く事、『身魂磨き』です。
お互いに歩み寄り、愛しみ育む気持ちが大切なのですね!
この状態から抜け出すには、純粋な愛に気づかなければなりません。
相手に愛を求めるのではなく、自分自身を磨く事、『身魂磨き』です。
お互いに歩み寄り、愛しみ育む気持ちが大切なのですね!
まとめ:男と女は、視点を変えるとうまくいく!
- 男は内なる女、女は内なる男を育む
- 男と女、それぞれの役割を認識する
- 愛と愛情は違う
- 相手と和す生き方を育む
純粋な愛を育んでいきたい
ですね!
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
『大日月地神示』
著者:神人 出版社:新泉社
【神人公式サイト】
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット