我々は、生まれた時から集団の中で
生活しています。
それは、家族という小さなコミニティから地域や日本など大きなコミニティもあるでしょう。
集団生活の中では、コミュニケーション能力を
身に付け、協調性などを学んでいきます。
また、集団生活を行うためには、最低限守らなければならない規則やマナーがあります。
日本には日本ならではの常識や価値観が存在しており、我々は物心がついてくる頃から、親や祖父母などに「そうしなさい」「してはいけない」と教え込まれます。
やがて義務教育が始まると、『校則』によって
さらに強化されていきます。
学校生活によって強化される集団主義
同じ日本人でも、見た目・体形・性格がそれぞれ異なります。
個性が違う仲間との触れ合いから学ぶことも
多く、集団生活には大きな意義があるでしょう。
しかし、校則によって『みんなと同じ』ことを
強要されてしまいます。
- 見た目が同じ
- 学ぶことが同じ
- 行動が同じ
- 時間帯が同じ
集団を統一することが目的になっている為、一人一人が集団に合わせなければ
なりません。
子供たちの中には、規則を苦痛に感じたり、
集団行動に合わせられないこともあるでしょう。
義務教育だけでも9年間あるため、『皆と一緒』の強制は、人格形成に対して大きな影響を
与えます。
無理に周囲と合わせることにより、いろいろな
矛盾が生まれることが考えられます。
- 他の人と同じことで安心する
- 周りと違っていないか必要以上に
人の目が氣になる - 人と比べる
- 自己主張できない
- 同調圧力に弱くなる
- 自分と合わない人を非難したり
排除しようとする
校則は常識や価値観となり、やがてそれが
当たり前になってしまいます。
【日本人は集団主義】
個人が集団の一員として行動すること
個性や自己主張の強い子供は「空氣が
読めない」と浮いた存在になる
- いじめの原因
- 不登校
それぞれの持ち味である個性を活かすことが
出来なければ、個性を消すか仮面を被るしか
ありません。
社会に出てからの生き辛さの基は、
学校生活の中で作られていくと言っても
良いのでは
ないでしょうか?
刷り込まれてきた常識や価値観を手放す
社会に出ればまた、壁にぶつかることが
あります。
社会には社会のルールがあり、人それぞれ常識や価値観も異なります。
また、お金を頂くことが前提になってくると、
意識しなければならない条件も増えて
くるでしょう。
【出る杭は打たれる】
やる氣は必要でもやり過ぎた場合など『過ぎる』と打たれます。
家庭でも職場でも、知らず知らずのうちに人に対して『束縛したり干渉したりしている』かも
しれません。
世間の常識・価値観・慣習を疑ってみる
これまで刷り込まれてきた中には、自分にとって合わないものが多く含まれています。
世間では当たり前であっても、自分を縛り付け身動きできない状態になっているものに氣づくことが必要でしょう。
そのためには、自分の内側に抱えている本当の
氣持ちに意識をむけることが大切です。
心身の負担になっている鎧を外す
- 頑張らなければならない
- 我慢しなければならない
- 周囲に氣をつかうべきだ
- 空氣を読むべきだ
- 多数の意見に従うべきだ
『しなければならない』『するべきだ』は自分を不自由にしているだけでなく、他人にも強要して
しまいます。
外せるものはどんどん手放していき
身軽になりましょう!
あなたはそのままでいい
【あなたはそのままで完璧な存在】
自分を無理に変える必要はないのです。
世間に生き辛さを感じているなら、素の自分を思い出してみることが大切です。
本当は何が好きで、どうすることが楽しい
のかな?
自分自身に問いかけてみてください。
自分を苦しめるのではなく、自分に優しくして
ください。
自分に優しくあることで、他人にも優しくなれるでしょう。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!