童話『青い鳥』
チルチルとミチル兄弟は、『幸せの青い鳥』を探しに、
過去の国や未来の国に行きます。
見つからず、がっかりして帰ってくると、
自分たちが飼っている鳥かごの中に、
青い羽根を見つけました。
理想を追い求めて、遠くまでやって来たけれど、
幸せはすぐ近くにあったというお話ですね!
幸せを感じられる鍵は、自分が持っていて、
仕組みを理解すれば、以外と簡単に『幸せだな~』と思えるかもしれません。
喜びを意識し、苦しみを手放す
自分にとってモデルとなる喜びの形を、毎日見続けることで自分の目を慣らし、
喜びの意識を当たり前にしてゆく。
喜び(=憧れ=理想)を要因にすることで、喜びの想念エネルギーが意識に流れ込み続け、
喜びがより良い形となり未来に顕れてくるもの。
苦しみ(=見返し=恨み)を要因にすると、苦しみは更なる苦しみを引き寄せるために、
喜びは薄らいでしまい結果心が満たされない。
自分の幸せを妨げている苦しみの要因を、
自己浄化しなければ負の堂々巡りとなるため、過去の清算をすることが先ずは大切です。
苦しみを要因にして生きないこと、
苦しみを手放す決意をすること。
「○○○をしてごめんなさい」
「○○○されたことを許します」
「○○○となったことに感謝します」
本当に自分が楽になるまで、何度でも声に出して言うことで、
自己浄化を促すことが出来ます。
神人霊媒日記より転載
経験を通して体感するためにやって来た
我々は、経験を通して感じるうれしい、楽しい、苦しい、悲しいなどの感情を体感するために、
物理次元である地球にやってきました。
人間を含め、すべてがエネルギーで、
この世が成り立っています。
現実だと思っているこの世は『仮想現実』であり、
自分が持っているエネルギーの質により、映像化している状態だと言えるでしょう。
たとえ、ネガティブな出来事を望んでいないとしても、
負のエネルギーが残っている場合は、何度でも体験してしまいます。
現実を変えたいと思うならば、不必要な思考や感情を手放していく必要があります。
今までの習慣や癖、価値観など、自分で認識できるもの以外に、
『魂の記憶』としてすでに刻み込まれているものもあります。
苦しみを手放す
喜びだけを意識すれば良いわけではなく、
負の思考や感情を手放していかなければ
ならないでしょう。
負の感情とは、怒り・恐れ・苦しみ・悲しみ・憎しみ・不安・焦りなどです。
普段、どのような思考や感情を使っているのかが分からなければ、
負の感情を手放すことは出来ません。
起きてくる出来事に対して、瞬間瞬間、
どのような感情が沸き上がって来たのかを、
常に観察する必要があります。
自分では氣づかずに、奥底に隠し持っている場合もあり、
少しでも残っている場合は、設定を変えながら、再浮上してくるかもしれません。
また、出来事と同じく、『負の感情は悪いもの』という捉え方をやめ、
負の感情が沸き上がってきても、決して自分を責めたりしないで下さい。
また、
『失敗したくない』
『失恋したくない』
『病氣になりたくない』
『貧乏になりたくない』
『仲間外れになりたくない』
と、ネガティブな事を避けたいと意識すればするほど、避けたい部分を強調してしまうため、
よけいにネガティブな現実を引き寄せてしまうという事にもなりかねません。
手放す行為は、自分や相手を許すことでもあり、『自愛』『他愛』の精神でもあるでしょう。
喜びを意識する
本来、我々は『愛・喜び』そのものです。
本質に近づくためには、波動を上げて、
本来の自分と調和・統合する必要があります。
喜びとは、楽しい・うれしい・笑い・感動・感謝・平和など、
明るく氣持ちの良い感情ですね!
精神科医ディヴィッド・ホーキンス博士によると、
「意識のレベルによって、発するエネルギー値が変わり、人生にも影響する」とのこと。
【高い意識レベル】
レベル | 感情 | エネルギー |
---|---|---|
悟り | 表現不可能 | 700~1000 |
平和 | 至福 | 600 |
喜び | 静穏 | 540 |
愛 | 崇敬 | 500 |
理性 | 理解 | 400 |
受容 | 許し | 350 |
意欲 | 楽天的 | 310 |
中立 | 信頼 | 250 |
勇気 | 肯定 | 210 |
レベル | 感情 | エネルギー |
---|---|---|
悟り | 表現不可能 | 700~1000 |
平和 | 至福 | 600 |
喜び | 静穏 | 540 |
愛 | 崇敬 | 500 |
理性 | 理解 | 400 |
受容 | 許し | 350 |
意欲 | 楽天的 | 310 |
中立 | 信頼 | 250 |
勇気 | 肯定 | 210 |
- 何事もうまくいき、願い事が叶いやすい
- 心身ともに健康
- 他人や状況に感謝や幸福感を感じる
ことが多い - 自分らしく、
やりたいことをやりながら生きられる - 人間関係がスムーズ
- 自然体で生きている
- 直感が冴える
出来事を判断しない
この世界が、『陰陽』『正負』『明暗』など、すべてが二極である理由は、
はっきり分かるように顕わすことで、学びや体感がしやすくなるためでもあります。
我々の本質は、『喜び』の感情を味わうために、地球にやってきたわけですから、
本来ならばネガティブな出来事も有難いはずです。
浮かび上がってくる映像自体には元々、ポジティブやネガティブがなくニュートラルな状態ですが、
我々が勝手に『良い』『悪い』とジャッジしていると言えるでしょう。
同じ体験をしていても、人によって捉え方に差が出るのは、意味づけが異なるからです。
顕れてくる出来事に対して、すぐに反応する生き方をやめ、
意識的に『ポジティブ』な捉え方をするよう、心掛けると良いかもしれません。
- 試験に落ちてしまったが、「ここよりももっと、自分に合う所がかならず見つかる」と、
氣持ちを切り替えた。 - 人に騙されたが、「これで厄が落ちた」
と思うようにした。 - 仕事にストレスを感じていたが、
病氣になったおかげで、
自分自身としっかり向き合う時間が出来た。 - この最悪な出来事は、
きっと良い出来事の前触れに違いない。
氣持ちを切り替えたおかげで、
「自分に合った職場に出会えた」
「好きだった人に振られたおかげで、
今の主人と巡り逢えた」など、
良い結果になるケースも多いですね!
また、起きてくる出来事をジャッジせず、
客観的にありのまま捉えることが出来れば、
捉われることもなくなるでしょう。
- 悲しい映像を見て、「かわいそう」「大変そう」「大丈夫かしら?」
と感情移入するのをやめ、『そういう出来事が起きている』とだけ捉える。 - 腹の立つようなことが起きても、「〇〇のせいだ」「〇〇が悪い」と判断しない。
物事の視点を変える習慣を身に付けると、出来事にいちいち振り回されことがなくなり、
未来を心配したり、過ぎ去った事に対して執着や後悔することもなくなるでしょう。
仕組みを理解して、
喜びを感じましょう!
ありがとうございました。
『大日月地神示』
著者:神人
新泉社