食欲や睡眠欲は、生きていくうえで、最低必要なものだよね?
そうね!食欲や睡眠欲は健康的で自然なもの。
慾とは欲が強まった不自然なものなのよ。
欲 | 慾 |
生きていくために必要で健康的 | 飢え・渇望・執着・病 |
食欲・睡眠欲・性欲・排泄欲など | 物慾・支配慾・色慾・金銭慾・権力慾など |
『食欲』『睡眠欲』『排泄欲』『性欲』などは、人間は生きていく上で、
最低限必要な生理的欲求(本能)です。
『慾』 『我慾』
【慾に気付く】【手放す】 【自分の中にあることを認める】 【許す】
欲と慾の違い
欲とは、生きるために必要な欲ぞ。健康な欲ぞ。慾とは飢えぞ。
渇望ぞ。執着ぞ。病ぞ。欲が強まれば慾となる。
支配慾、権力の慾、金への慾、性の慾、所有の慾、愛着の慾、虚飾の慾、
勝負の慾、成果への慾、安全・安定の慾、これらの慾は邪霊が刺激しているのじゃ。
全ては、人間の心の内にある獣の慾。それを求めるうちに、その気が邪霊を
呼ぶのぞ。
よひとやむみな
『慾』には欲の下に『心』がついていますね。
『情』が絡むと必要以上に執着が生まれ、『慾』になってしまうわけです。
『安全・安心』を求めるのはなぜいけないの?
『安全・安心』に落ち着いてしまうと、進歩や成長がなくなるからです。
内なる世界を探求したいという欲、成長したいという欲、喜びを満たしたい
という欲、
真実の愛を感じたいという欲、良い国を作りたいという欲、
すべて神の御靈の愛と調和のエネルギーを基盤にしておる。
よひとやむみな
自分の魂に沿って生きるために必要な欲という事ですね!
慾の正体
欲を掻き立てられている
欲掻き立てられて人が獣となっておりますのじゃ。己で己、舵取り出来ておるかな。
憑き物、やりたい放題いたしておりますぞ。食に狂うて貪り食うておりますのぞ。
色に狂うて肉欲のまま不貞繰り返しておりますぞ。
金に狂うて人々騙し笑うておりますのぞ。
己が己がと我が物顔でいがみおうて楽しんでおりますぞ。
大日月地神示
- ブランドの物が好きだと言って、コレクションしていませんか?
- 不倫や不特定多数の人との関係を求めていたりしませんか?
- 必要以上に貪り食べていませんか?
- 誰かを騙してお金を奪おうとして
いませんか?
- ブランドの物が好きだと言って、コレクションしていませんか?
- 不倫や不特定多数の人との関係を求めていたりしませんか?
- 必要以上に貪り食べていませんか?
- 誰かを騙してお金を奪おうとしていませんか?
これらは、健康的な『欲』が掻き立てられて『慾』になっている状態。
特に神示では、お金は魔の仕組みであると言っています。
特に神示では、お金は魔の仕組みであると言っています。
金慾
金の世とは、人民、悪魔らの僕にいたし、逆らえぬように作り上げた仕組み。
悪魔らの負の遺産じゃ。いつまで金崇めておいでかな.
一割もおらぬ者らが食い切れんだけ皆から取り上げて,
九割の者ら食えんで苦しんでおっても,知らん存ぜぬでもまだ分らぬか。
大日月地神示
金持ちになりて遊んでおる者は、魔の家畜となりた者でありますぞ。
己さえ良ければ良いと着飾りて、食べ物食い散らかし、あれやこれや物慾に
浸るのは、
外道の生き方でありますのぞ。悪魔に洗脳された落ちぶれた姿でありますのじゃぞ。
大日月地神示
金を持っておれば良いように思っておるが、金はめぐりそのものだと分からんか。
めぐりは、その金に付いた人々の慾や
感情ぞ。
人々の中を回ってきた金には、人々のめぐりがついているのじゃ。
そんな金を溜め込んでおると、悪い影響が起こるぞ。
ますます慾が強くなり、疑い深くなり、いやな気持にとらわれて、妙なことが
起こるぞ。
大日月地神示
この世は、資本主義経済で成り立っているように見えますが、これは魔の仕組みです。
真の世とは、皆で分け合い生きていける仕組みのこと。
モノに執着してはいけないよ。癖を手放すことが大切だよと神示では教えています。
お金は、使えば使うほど巡ってくるそうよ
自分ではどうする事も出来なくなる
魔物に取りつかれると、異常な性欲、食欲、眠気、怒り、喪失感や疎外感が
それぞれ湧き出てきて、己では抑えきれなくなりますぞ。
人民、魔物の容れ物と化してしまうと、獣のようになりますのじゃぞ。
大日月地神示
心身を操作されてしまうと、『慾』に支配された思考感情も自分だと思い込まされる。
自分の心の弱さが原因であるけれども、真を知って『慾』を手放すことだそうです。
【氣付く】 【認める】 【許す】
【手放す】
慾を手放す
植え付けられた慾
植え付けられた慾、手放しなされ。まこと必要な欲、見極めなされ。
必要なもの、与えられておりますぞ。よくよく見てみなされよ。
そなた、頂いておりますぞ。宝の持ち腐れじゃなぁ。活かせよ。
大日月地神示
『慾』は、飢えた我(ガ)が求めるもので、とらわれると心が病みます。
『慾』を手放せば、
- 魂に沿って生きるために必要な『欲』が
栄える - 欲が御魂のために働くようになる
- 真の喜び溢れる
慾から離れる
最初は、獣である慾や執着から離れることじゃ。時間をかけよ。
次の段階は、怒り、憎しみ、破壊慾、恐れの感情じゃ。これらは、本来獣人間に
備わったもの。
多くの人間は、これらを発散することが自然な生き方だと思い違いしておる。
それは、獣のあるがままであるぞ。人間ではないぞ。
また、これらを我慢したり、隠したりする人間も多い。まず、認めよ。
自分の中に獣がおること、そして正しき良き人間という隠れ蓑で生きておることを
認めることぞ。理解することぞ。許すことぞ。抱き参らせることぞ。
心からそれができるようになると癒しが起こり、変容が起こるぞ。
心深くにある怒り、憎しみ、破壊慾、恐れは、寛容、勇気、愛、慈悲に変容する
のじゃ。
するとそなたの中におる獣は鎮まる。
よひとやむみな
慾や執着から離れるには、時間がかかると
いうこと。
自分の中の『慾』を認めて、瞑想する方法が良いようです。
まとめ:欲と慾の違い
欲 | 慾 |
生きていくために必要で健康的 | 飢え・渇望・執着・病 |
食欲・睡眠欲・性欲・排泄欲など | 物慾・支配慾・色慾・金銭慾・権力慾など |
【慾に気付く】 【自分の中にあることを認める】 【許す】 【手放す】
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
『大日月地神示』
著者:神人 出版社:新泉社
【神人公式サイト】
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット