- 過去を懐かしむ
- 過去の出来事を後悔する
- 過去の体験を引きずる
- 未来を憂う
- 未来を恐れたり心配する
我々は、今を生きているようで100%神経を集中出来ていません。
何か作業をしながらでも、常に先や過去の事を頭の中に巡らせています。
『過去』『今』『未来』それぞれの意味を知ると、時間の捉え方や使い方が変わるでしょう。
いかに『今を生きる』ことが大切であるかが分かります。
『今』しかない
エネルギーは『今』にだけ注いている
過去も未来も、中今。
そなたの上からは宇宙エネルギー、下からは大地のエネルギー、前からは生命エネルギー、すべては中今、「今、ここ」に注いでおる。
このエネルギーは、そなたが中今に意識を向けんといただけんぞ。
中今で、すべての氣と一体になったときに、大きな力となり、必要なものが
受け取れる。中今におると、不思議なことも
起こる。氣持ちを不安定にするな。
意識がぶれんようにせよ。
身体と心と思考を、ぴったりと中今に置け。
よひとやむみなより引用
『マインド』は、過去の後悔や怒りを思い出させたり未来に対して不安や恐れを煽ります。
『マインド』に反応している限り、『今』にいることが出来ません。
今に集中していなければ、必要なエネルギーを受け取れないため、自分の力を最大限に活かすことが
出来ないかもしれません。
- 過去は記憶・記録
- 未来は不確かなものであるため、どうにでも変えることが可能
- 未来は『今』の延長
過去の栄光や嫌な出来事にとらわれることは無意味であり、『希望に満ちた未来』以外に心を奪われることはエネルギーの無駄遣いだ
という事です。
マイナスな出来事や情報に左右されないためには、しっかりとした『自分軸』を築く必要が
あるでしょう。
『自分軸』が確立されていないと、「頭では分かっているが、負の思考や感情にとらわれてしまう」ということが起こります。
長年、今の仕事にストレスを感じていたため、思い切って退職することにした。
今後、自分の好きなことを仕事にしていきたいと思っているが、お金の事やこの仕事で成功出来るかが心配だ。
『自分軸』が確立されていないと、
「頭では分かっているが、負の思考や感情に
とらわれてしまう」ということが起こります。
例
長年、今の仕事にストレスを感じていたため、
思い切って退職することにした。
今後、自分の好きなことを仕事にしていきたいと
思っているが、お金の事やこの仕事で成功出来るかが心配だ。
『自分軸』を築くためには、『身魂磨き』が重要になってきます。
『今』に意識を向けることは、必要なエネルギーを受け取ることが出来る一方、
自分の思考や感情が外に向けて発散されてしまいます。
善いエネルギーならば問題ありませんが、マイナスの思考や感情は自分自身や集合的無意識などに
影響を及ぼしてしまうでしょう。
そのためにも、自分の思考や感情は常に観察する必要があります。
今が過去で、今が未来
時間は、人間が作ったもの。
今が過去で、今が未来。
過去を振り返ったり、未来を見据えたりするのは、常に今しか
あるまい。今という思考の中に、過去と未来という幻想を映し出しているに
過ぎん。時間にふみ迷うな。
空間にふみ迷うな。
今、いるのはこの場所じゃ。
多くの人間は、過去と未来に行ったり来たりじゃ。
いつまでたっても天とつながれん。
この場所にいくつもの次元が
よひとやむみなより引用
あるのぞ。
『時間』や『暦』(グレゴリオ暦)は、我々を管理し目醒めさせないように作ったツール。
我々は小さい頃から「常に先を読んで行動しなさい」と教えられてきました。
グローバル社会では『先手必勝』が決め手であり、情報社会は常に先を意識させる
ようなものばかりです。
- 高校に入学したばかりだが、大学受験に向けて勉強しなければならない
- 就職活動の時期は、毎年早くなっている
- 競争社会に勝つためには、相手よりも先を行かなければならない
- クリスマス・年末などの準備を早く進めるように促すマスメディア
現代社会に適応しようとすれば、『今』にいることは難しいかもしれません。
未来を恐れず『今』を生きる
ネット上では2025年の話題を多く見かけ
ます。
危機管理意識を促すものもありますが、中には便乗しているものや不安や恐れを煽っているものも
含まれているかもしれません。
無意識で閲覧している場合は、必要以上に負の感情にとらわれてしまいます。
最低限、氣持ちと食料などを準備しておくことは必要かもしれませんが、『自分がどのような未来を望んでいるのか?』がとても大切になる
でしょう。
外の情報に意識を向けるよりも、自分の内側を磨くことに意識を向けるべきです。
『今』に集中し大切に生きていけば、捉え方や見える世界が変わってきます。
また、不安や恐怖に支配された時は、意味づけを変えると良いでしょう。
- 顕われる出来事には意味がある
- 何が起きても大丈夫!
- 善い方向に進んでいる
- 苦難の後には明るい未来が待っている
- 顕われる出来事には意味がある
- 何が起きても大丈夫!
- 善い方向に進んでいる
- 苦難の後には明るい未来が待っている
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット