鼻の形が、父親そっくりだとよく言われるわ。
お酒が強いのは、うちの家系の遺伝ですね!
専門的な知識がなくても、自分の家系や親から受け継いでいるものに、
DNAや遺伝子が関わっていることは何となくわかりますね。
1980年代末から、各国協力のもと始められた、遺伝子情報を解読する「ヒトゲノム計画」では、
2000年にその配列の解読がほぼ
終了しています。
しかし、遺伝子の数は膨大で奥が深いため、
どのような機能を持っているのかという部分では、
遺伝子の暗号を解明するために、かなりの時間を要しているようです。
生活習慣病やがんなどとの関係が明らかになれば、
医学界でも大きく進歩出来ると期待されている一方で、
「クローン」による遺伝子操作の問題も出てきています。
さらに、「DNAが書き換えられていた時代がある」としたらどうですか?
人間に直接関係があるDNAや遺伝子について学ぶことは、
とても大切であると言えるでしょう。
DNA・ゲノム・遺伝子
DNA
人間の体の中には、体重1キロ当たり約一兆個の細胞があり、
生まれたばかりの赤ちゃんでも、約3兆個の細胞を持っているそうです。
その細胞の細胞核の中に存在しているのが、個体を設計する遺伝情報の基であるDNA。
つまり、遺伝子の本体です。
DNAは、五炭糖・リン酸・4種類ある塩基(文字列)のうち1種類から構成されている化学物資で、
2本が鎖のようならせん状に繋がった構造となっています。
数十億ある塩基配列によって、人体の違いが生まれると言われています。
ゲノム
ゲノムとは、「生物種にとって必要な遺伝情報の1セット」のこと。
ヒトゲノムは約32億もの塩基対(文字列)で構成され、
約23,000個の遺伝子が含まれていると言われています。
遺伝子
遺伝子とは『遺伝情報』の事であり、人間の組織や器官を作るたんぱく質の設計図。
生きていくために必要な機能を担っている『たんぱく質』を、
所定の位置で機能出来るようにしています。
眠っている遺伝子と起きている遺伝子
遺伝子工学を研究し、DNA解明の権威である村上和雄筑波大学名誉教授によると、
- 実際に稼働している遺伝子は、全体の5~10%
- どの細胞にも、人間一人の生命活動に必要な全情報をもっている。
爪の細胞は爪だけ、髪の毛の細胞は髪の毛の役割のみで、
後の情報は『OFF』(眠っている状態)になっている。 - 遺伝子の働きは、取り巻く環境や外からの刺激によっても変わってくる。
- 遺伝子の構造と原理は、カビも大腸菌も植物も動物も人間も全て同じである。
- 原理は同じだが、その組み合わせによって、二つと同じものがない。
- 心で何をどう考えているかが遺伝子の働きに影響を与える。
- 眠っている遺伝子を稼働させれば、「不可能」と思う事が「可能」になる。
- 基本的に遺伝子は老化しない為、いくつになっても自分の才能を開花させる能力がある。
- 遺伝子の世界は、『サムシング・グレート』
プラス発想で良い遺伝子を『ON』にする
「心で何をどう考えているかが遺伝子の働きに
影響を与える」
明るく幸せな人生を望むなら、
良い遺伝子を『ON』にして、悪い遺伝子を『OFF』にするということです。
良い遺伝子をONにするには、
プラス発想が一番。
「どんなにマイナスに感じられる局面でも、結果をプラスに考えるのが、
遺伝子コントロールのためには何よりも大切なことなのです」
村上和雄名誉教授
発想の転換が、良い遺伝子を目醒めさせるための鍵であり、重要であるという事でしょう。
生きとして生けるものは、同じ遺伝子暗号を使っている
遺伝子の構造と原理は、カビも大腸菌も植物も動物も人間も全て同じである
基本原理が同じということは、
生物は間違いなく一つの細胞から始まったと思われます。
私たちが草木を見て安らぎ、犬猫に出会って親し身を感じるのは、
あらゆる生物が起源を一つにする親戚兄弟だからかもしれません。
人間の遺伝子の中には、昔の魚や、爬虫類などの遺伝子も入っており、
妊娠初期のヒトの胎児は、魚に似た形態を
とったりします。
村上和雄名誉教授
ひとつの細胞を起源として、
すべてが繋がっているという事でしょう。
「人類皆兄弟」を飛び越えて、『ワンネス』の
世界です。
研究の結果、
『生物は一つの細胞から始まった』と解明されたという事は、
ワンネスとはスピリチュアル世界だけの話ではなくなった
という事になるのではないでしょうか?
サムシング・グレート
遺伝子の世界は、『サムシング・グレート』
これだけ精巧な生命の設計図を、いったい誰がどのようにして書いたのか?
まさに奇跡としか言いようがなく、人間業をはるかに超えている。
そうなると、どうしても人間を超えた存在を想定しないわけにはいかない。
そういう存在を私は「偉大なる何者か」という意味で、
十年位前から『サムシング・グレート』と呼んできました。
私たちの大元に何か不思議な力が働いていて私たちは生かされている、
という気持ちを忘れてはいけないと思うのです。
村上和雄名誉教授
遺伝子の暗号をすべて解くためには、
この世での領域を超えなければ分からないことであり、
人間とは、未知なる力が働いている奇跡の存在だと言えるでしょう。
自然の法則に感謝して生きる
生命を守り、生命を育んで、楽しませる方向に遺伝子が働くのは、
「自然の法則」に合致した時です。
私たち人間は宇宙の一部です。
地球の大自然の秩序の中で生かされていることに感謝して生きる。
毎日毎日とにかく無事で生きていることだけでも、大変ありがたいことだ…
そういうふうに感じてみたらどうかと思います。
村上和雄名誉教授
DNAの中に地球外遺伝子が
隠されている!?
世界中から集められた被験者2500人のDNAを調査した研究の結果、
50人の被験者に地球外生命体のDNAを確認したというのです。
8%の人間以外のゲノム情報が、人間のDNAに組み込まれていた。
また、
「97%の機能不明な塩基配列は、地球外生命体の遺伝子である。
科学実験なのか、植民用の惑星を用意するためか、
それとも太古の昔から進めてきた宇宙生命播種プロジェクトの一環なのか、目的や動機は分か らない。」と語っている研究者もいます。
45万年前に地球を訪れ人類を創造したとされている惑星ニビルのアヌンナキたちは、
「自らの遺伝子と地球に生息していた猿の遺伝子を掛け合わせて現世人類を作り上げた」
と言われています。
人間のDNAを書き換えられた時代がある
地球人の肉体は、
あらゆる銀河・他星の人々のDNAと地球環境に適応力をもった原始猿のDNAとを、
高度な遺伝子工学によって掛け合わせて作られたハイブリッド種である。
よって他星人が祖先となる。
地球人は、かつて悪しき他星の者たちによって、愚民化と隷属化を目的とし、
DNAを書き換えられ短命となり、地球だけでの転生を余儀なくされた時代がある。
地球人は本来優れた能力を持ち合わせているが、
遺伝子操作により覚醒しないようにしている。
また、脳容量が一定以上大きくならないように設定され、脳稼働率も大きく貶められた為、
異次元界を認識出来ないようになり、創造力が乏しくなった。
神人靈媒日記より
惑星ニビルのアヌンナキが言ったとされる、
「自らの遺伝子と地球に生息していた猿の遺伝子を掛け合わせて
現世人類を作り上げた」と一致しています。
この事から、
人間のDNAに地球外生命体のDNAが含まれていても、
不思議ではないということになるでしょう。
また、悪しき他星人によるDNAの操作は、
眠っているDNAとも関係があるのかも
しれません。
『大日月地神示』
著者:神人
新泉社
クローンの問題
1996年、遺伝子操作によって、クローン羊「ドリー」が誕生しました。
人間は、植物の遺伝子操作だけでは飽き足らず、
未知なる遺伝子の世界にさらに踏み込み、過ちを犯してしまいました。
安易な遺伝子操作は、生態系を崩す可能性があり、
『人間のモラル』に関わることでもあるでしょう。
クローン羊の誕生以来、人間のクローンについての議論が盛んに行われるようになりましたが、
倫理上の問題も大きいことから、現在、多くの国々で厳しい規制が設けられています。
まとめ:DNA・遺伝子の世界を知ると人生が変わる
DNAや遺伝子の世界は,奥が深く神秘な世界だという事がわかりますね!
『眠っている良い遺伝子を如何に目醒めさせるか?』という事が、
人間の課題であり、人生にも影響を与えるという事が言えるかもしれません。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!