ほとんどの人は、人生の期限が迫ってきた場合、この世に執着してしまうかもしれません。
- まだまだやりたいことがある
- もっと長生きしたい
- 離れたくない人がいる
- 孫の成長が見たい
この世に未練が残る理由は様々だと思いますが、大抵は建前であり本音は別のところにある
のではないでしょうか?
死を恐れることはない
死に対する恐れ
この世への執着は、肉体への執着であり、肉体を失うことへの恐れでもあります。
死んだら私はどうなる
のだろうか?
この考えに至る原因は、肉体を自分そのもだと
思っていることです。
我々は、親や教師など周囲の大人たちから
『真実』について教えられてきていません。
真実から目を背けさせるために教えられる
のは、間違った知識や無駄な常識。
さらにこの世は、肉体を主にした仕組みで
溢れています。
大半の人々は、人間の本質について知らない
ため、『死』に対する正確な知識に乏しい
でしょう。
そのため、『死』に関することはタブーだったり、『自分の死』について真剣に考えること
は
ありません。
肉体主 心(魂)従
『肉体=自分』の場合、死んで骨になったら『自分の存在自体が消えてなくなる』と思っても
しかたがないでしょう。
- 心(魂)主 肉体従
- 人間の本質は靈体・エネルギー体・御魂
- 肉体は三次元界を体験するためのボディースーツ
- 肉体が滅んでも存在が消える
ことはない
この世に未練を残さないためには
自分自身を生き切る
死に際、この世に未練が残る理由のほとんどは、『やりたいことをやれなかった』ことへの
後悔。
人間は興味を持った事に対して、『時間が無い』『お金が無い』『今は状況にない』等、出来ない理屈を付けて打ち消したり後回しにしたり
します。
心の声に素直に従わず、ジャッジしたり、
損得勘定で物事を判断することも多いでしょう。
または、他人の意見に惑わされて、あきらめて
しまう事があるかもしれません。
仕事を例にした場合
- 好きな事だけでは生きていけない
- 本当はやりたくないけど生活の為に仕方ないと我慢する
- この仕事の方が高いお金がもらえる
- 親や周囲の人が勧める道を選択する
このような生き方は、自分軸になっていないため、自分自身を生きていないことになります。
今は時代の転換期であるため、いつ何時自分の
身に危険が生じるか分かりません。
自分の寿命を知らないからこそ、いつ死んでも
後悔しない生き方を、日々心掛ける必要がある
でしょう。
【いつ死んでもいいように後悔しない生き方】とは、
心の声に素直に従い、自分が本当にやりたいことを瞬間瞬間行動に移す
神と調和する者には、生も死もない
最後に『日月神示』の現代版でもある
『よひとやむみな』から紹介します。
死んだと申しても、魂は生きておる。
神と調和する者には、生も死もない。
死ぬと、なきがらを残し、周囲の人間は、なきがらに別れを惜しんでおる。
されど昔は、残さず天に帰ったのじゃ。
身体さえも残さずに逝ったのであるぞ。
逝く時期も分かっていた。
葬式も墓石も要らんかった。
周りの者は、感謝を込めて見送った。
そこには、悲しみや別れを惜しむ氣持ちより、感謝と喜びで満ちておった
のじゃ。
誰も死を恐れてはおらんかった。
病で死ぬ者もおらんかった。
それがまことの神国の民であった。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
『大日月地神示』
著者:神人 出版社:新泉社
【神人公式サイト】
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット