占星術の世界では、『地の時代』から『風の時代』に移行したと言われています。
時代 | 価値観 | 特徴 |
---|---|---|
地の時代 | 見えるもの | お金・物・地位・名誉・学歴・順位・権力・安定 |
風の時代 | 見えないもの | 自由・個性・コミュニケーション・シェア・変化 |
- 『地の時代』 『夜の時代』
- 『風の時代』 『昼の時代』
表現は異なりますが、内容としてはほとんど同じと言ってよいでしょう!
夜の時代 | 昼の時代 |
---|---|
意識が眠っている | 意識が目醒めている |
肉体が自分自身だと思っている | 本質は『御魂』であることへの自覚 |
神から遠ざかっている | 常に神と共にある |
物質的欲求 | 精神的欲求 |
自利 | 自利利他 |
支配者と被支配者の社会構造 | すべてが自由 |
集団行動・群れ | 個人・個性 |
有害 | 無害 |
混乱 | 平和 |
恐れ・不安・搾取・対立 | 愛・調和・共感・ 感謝 |
多くを手にすることが『幸せ度指数』とされていたため、一時期は、物質的な事から
幸福感を味わえていたかもしれません。
しかし、見えるものだけを追い求めてきた結果、個人間や国レベルで格差が広がって
しまいました。
日本では頂点を極めた後、徐々に社会全体が疲弊してきましたが、
現状に対して限界を感じたりしていませんか?
- 未来に対して漠然とした不安を感じる
- 生活に余裕がない、ゆとりがない
- お金のことばかり考えている
- いつも何かに追われているような感じがする
- 常にストレスを感じる
- 人生がうまく回っていない
『夜の時代』に培ってきた古い常識や価値観などを手放さなければなりません。
新しい時代の流れに上手く乗っていくためには、私たち自身も変化が必要だと
言えるでしょう!
私たちは今までの時代に疲れ切っている
あなたたちは、これまで満たされることのない慾の追求をしてきた。
しかし、そのあとに待っていた満足は、照り付ける太陽のもとで乾ききった喉に
したたるひとしずくの露ほどだ。
そのひと時にしか得られない満足のために、どれほど魂を売り渡さなければならなかったか
振り返ってごらん。
どんな知識を得ようと、どんな名声を得ようと、どれほど財を蓄えようと、
あなたたちのエゴはもう疲れ切っている。
社会の波動は下がり、あなたたちが望む「愛」ですら、商品の対象となって
しまった。
あなたたちが本当にほしいものは、今の追及の先にはない。
よひとやむみなより引用
『エゴ』とは自我やマインドを意味しますが、我々は、頭の中のおしゃべりや自我を
本当の自分だと錯覚しています。
本質は、『御魂』『意識体』『エネルギー体』
『エゴ』は時折、生きるために必要な『欲』に対して、必要以上に執着したりとらわれたり
します。
『エゴ』が求めるものには、大抵『恐れ』が隠れているでしょう。
外界から与えられるものを得られたとしても、それはひとときの満足でしかなく、
もはや追い求めることに対して疲れ果てている状態かも
しれません。
夜の時代
支配者と支配される人
夜は、暗くて何も見えない。
ひとりで生きていくには辛すぎる。
そのために集団が必要になり、支配者が生まれた。
その中の支配者がみなに方向を示し、他の人々は信じてついていく時代だった。
集団を守るためには、はみ出すことはよくないこととみなされた。
ルールができ、監視のシステムが
広がった。
外的なシステムだけでなく、人間の心の中に、自分を監視する価値観がプログラムされた。
それが、「他者の目」を氣にする心の
働きだ。
支配者やその周囲は、はみ出さないように支配し続けた。
その拘束服は、「お金」であり、「守らねばならない家族」であり「評価と報酬」だ。
よひとやむみなより引用
集団社会では、皆の意見を取りまとめ、導いていくリーダーの存在が欠かせません。
しかし、リーダーに『支配慾』が芽生えると、他者を支配し服従させようとします。
今の世は、まさに『支配者』と『支配される者』の構造であると言えるでしょう。
その中で『お金』は、人間を支配し管理するための最高のツール。
現に我々は、お金に縛られお金の有無に人生を左右されていると言えるかもしれません。
教育と社会
これまでの夜の時代の教育と社会を振り返ってごらん。
あなたたちは、幼い頃から未熟だと思わされてきた。
今のままではだめだと思わされてきた。
親の言うことを聞かなければ
ならなかった。
教育者や社会が良しとする考えしか持ってはならなかった。
あなたたちは、いつも先の事を考えろと言われた。
役に立たない知識、偏った情報でも、「正解」を満たさなければならなかった。
その呪縛は大人になっても生き続けて
いる。
よひとやむみなより引用
たとえ、正しくなくても、その人にとっては意味がなくても、大人の教えには絶対に従わなくては
なりませんでした。
幼い頃から、「しなければならない」「してはいけない」と言われ続けてきました。
同じ意見や行動を求められる社会は、自分の個性を最大限に生かすことが出来ないため、
人間はロボットのようです。
これは、一部の支配者の計画的な事であり、我々は長い間、目醒めないように眠らされて
きました。
自分を見失っている状態
自分に意識を向けることがなくなって
きた。
あなたたちのみずみずしい感性やわくわくするような好奇心はますます萎え、
失敗を恐れるようになったのだ。
今では、多くの人間が、本当にしたいことが分からず、ほしいものがないという病に侵され、お決まりの生活や仕事や人間関係の中で歳をとっていくだけの人生と
なった。
神の子である人間なのに、なんて哀しい事だろう。
なんて憐れなことだろう。
よひとやむみなより引用
個性を摘まれてしまった教育のために、自分の得意な事ややりたいことが分からない
という人は多いのではないでしょうか?
子どもの頃は、たくさん夢を持っていたかもしれません。
- 「どうせ叶えられない」とあきらめる
- 好きだけでは、生活できない
- 希望と現実は違う
- 生活に追われているうちに、子どもの頃の夢を忘れてしまった
チャレンジする前に、『リスク』を恐れてあきらめてしまうこともあるでしょう。
夜の時代の教えに従うことで、自分の可能性を狭くし、小さな枠の中でしか生きられない
人生を創ってしまいます。
夜の時代からの目醒めとは、『神の分け御魂である我々は、どんなことでも創造出来る』
ということに氣づくことでもあります。
目醒めることで、希望が見えてくる
光が射してきているのだよ。
これからだ。
これまで従ってきた呪縛から解放され
なさい。
これまで溜めてきた苦しみや悲しみや怒りを解き放ちなさい。
それが「身魂磨き」というもの
なのだよ。
それは、あなたたち自身にしかできない
のだ。
スピリチュアルな知識を追うより、あなた自身がスピリチュアルでありなさい。
奇跡と呼ばれるようなテクニックを習得するより、あなた自身が奇跡の存在なのだ
と実感しなさい。
よひとやむみなより引用
時代が変化とともに、我々自身も変化しなければ、新しい時代に適合することが出来ません。
全体的に重い波動である夜の時代に順応したままだと、波動が上げることは難しいでしょう。
そのため、新たな時代に見合わないものは、どんどん外していく必要があります。
『身魂磨き』を行う場合は、自分としっかり向き合い、内観していかなければなりません。
- 古い時代の常識・価値観・信念
- 『自分と他者』というような分離意識
- 意識出来るものと意識下にある『負の
感情』
不必要なものを外していきながら、新しい時代に相応しいものに意識を向けていくと
良いかもしれません。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット