時間の捉え方を変えると人生が変わる！

日本人は、時間に厳しいと言われています。

約束の時間を守ることは絶対で、
遅れる場合は、必ず連絡するのが礼儀であり、
数分前に到着するのは
常識であるとされています。

日本人は、常に時間を意識し、
時間に管理されている
と言ってもいいかもしれません。

それだけに、時間の使い方が
とても大切になってくると言えます。

時間をさらに拡げて考えてみると、
『過去』や『未来』とも繋がりますが、
『過去』『現在』『未来』は一直線上にはない
ということを理解すると、
今後の人生も変わってくるでしょう。

時間の捉え方が大切

時間の使い方

時間が早い・長いという感覚

時間の経過が早く感じたり、
長く感じたりするのは、
どのようなシチュエーションでしょうか？

時間の経過が 早く感じる	時間の経過が 長く感じる
好きな事をしている	嫌いな事をしている
その場を 楽しんでいる	その場から早く去りたいと思っている
変化のあることを している	単調なことを している
氣心の知れた人と 過ごしている	苦手な人と 過ごしている
毎日忙しい	過去に囚われている
考え事や悩み事が 多い	未来に心配や不安を抱いている
周りの情報や出来事に振り回されている	自然や居心地の良い空間に触れている

『時間が早い』という感覚は、ポジティブな場面だけに当てはまるわけではありません。

• 「毎日忙しい」・・・現代人は、やらなければならないことが多過ぎます。
  一つの事をやりながら、
  頭の中では次の事を考えている状態。
• 「考え事や悩み事が多い」・・・常に頭が忙しく動いている状態で、
  目の前のことに対して、
  完全に集中出来ていません。
• 「外の状況に振り回されている」・・・現代は、すぐに情報を得られて便利な一方で、
  情報や出来事ばかりに
  意識がとらわれてしまう可能性があります。　　

時間が長く感じられる場合、
ほとんどはネガティブな事ですが、
自然や居心地の良い空間では、
『時間がゆっくり流れているような感覚』
になることが多いのではないでしょうか？

ポジティブな状態で時間が早く感じられる場合は、『意識が集中出来ている状態』であり、
ネガティブな状態で長く感じられる場合は、
『意識が集中出来ていない状態』である
と言えるでしょう。

つまり、意識が『今、ここ』にある状態かどうかが重要になってきます。

『今、ここ』にいる状態が最高！

『時間軸』とは、時間の流れを直線で
捉えることを顕わしていますが、
『過去』や『現在』の延長線上に、
『未来』があるというのは錯覚です。

• 『過去』は、記憶や記録
• 『未来』は、確定されたものではなく、
  無限の可能性があり、
  自分でどのようにも
  『選択』『創造』が出来る。

『過去』や『未来』に意識を向けた瞬間、
自分は、今にいることが出来ません。

特に、不安・恐れ・怒り・嘆き・
悲しみ・後悔などに意識を向けると、
ネガティブな事に囚われてしまうため、
現実にも反映してしまいます。

『今、ここに生きる』状態でなければ、
必要なエネルギーを受け取ることが出来ず、
自分が持っている『創造力』を最大限に
発揮することは出来ないでしょう。

過去や未来に囚われず、
『現在』を精一杯、
楽しく生きることが大切です。

選択肢は無限にある

人生は、選択の連続であるため、
瞬間瞬間、何を選択するかが
未来を決める鍵であると言ってもよいでしょう。

「過去は変えられない」とよく言われますが、
過去はただの記録であり、
たとえ、消し去りたいような
過去であったとしても、
現在、何を選択するかによっては、
いくらでも変えることは可能
だということです。

「自分は、本当はどのような未来を望んでいるのだろうか？」というような問い掛けの答えは、
自分自身と真剣に
向き合わなければわかりません。

外側ばかりに意識を向けていても、
本当の答えは見つからないでしょう。

まとめ：時間にとらわれ過ぎない

必要以上に囚われてしまうと、
時間に縛られてしまうため、
『時間が足りない』と焦ったり
イライラしたりして、
身動きが自由に取れなくなってしまう
可能性があります。

時間に関係なく、『今に、意識を集中』すれば、良い結果を生み出すことが出来るでしょう。

『現在』の選択の結果が、
『未来』を創り出します。