【因果】とは、仏教語で因(原因)
果(報い)。
人の思念や言葉・行いの善悪により、結果を生むという事です。
因果=カルマ=業=借銭=めぐり
(神示)
【因果】は、個人の問題だけではありません。
我々は、この世だけの存在ではありません。
生き死にを繰り返し学んでいるものです。
思念・言葉・行いの結果による
ご先祖様も含めた、その家にまつわる因果
日本人としての因果
例外なく、すべての人に当てはまります。
うわぁー!たくさん抱えているんだねー。
神示(真)の教えに巡り会えないというのも、因果みたいよ。
因果とは何なのか?
心の中にある原因を探せ
めぐりと申すのは、自分のしたことが自分に巡って来ることと申した。
カルマともいう。カルマは自分で作ったものじゃ。他を恨んではならん。
ひとつの人生で起こるだけではないことは知っておろう。
前世から引き続いたカルマもある。
人を変えて似たような出来事が起こるのは、カルマが解消されていないからじゃ。
神の罰ではい。宇宙の法則じゃ。今の人生でもカルマを作っているのだぞ。
人を恨む前に、己を責める前に、からくりを考えなされよ。
そなたの中にあるものが原因ぞ。
怒り、恨みを溜めておると、ますます溜まるような出来事が起こるぞ。
人を粗末に扱っておると、粗末に扱われることが起こぞ。
心の中にあるめぐりの元を探せよ。それはそなたの影ぞ。影をなくそうとするなよ。
影に光を当てるのぞ。影の奥にも影が
ある。
よひとやむみな
【因果】は、罪人だけが背負うものでは
ありません。
「私は、何ひとつ悪いことをしないで、正しく生きてきましたよ」というのは、
因果を知らない思い込みだと言っています。
禍は、他人が運んでくると思い込んでいますが、神示では次のように教えています。
他を悪く申すでないぞ。
他はお付き合いじゃ。
皆々そなたの学び変わるためにお付き合いして下さっていたのであるから、
感謝せねばならんのであるぞ。
『影に光を当てるのぞ。影の奥にも影がある』影は、見ようとしなければ見えません。
そもそも影とな何なんでしょうか?
隠そうとした欲求の影がカルマを作る
悪とは、そなたたちの影のことであるぞ。そなたたちが隠そうとした感情や欲求が影じゃ。
見たくない自分を隠したのじゃ。
根底にあるのは恐怖。今のすべての人間には、根底に恐怖がある。
多くの人々は人生を通じて、それを隠す行動をしておる。
それらを周囲に知られないようにするために、作った自分を見せる。
それがゴモク※となり、ますます多くのめぐりを生むことになる。
よひとやむみな※ゴミのこと
自分の影を隠して、毎日演技していませんか?と問いています。例えば、
- 正しくあろうとする
- 他者に明るく優しくあろうとする
- 強くたくましく見せようとするなど
自分の弱い部分や欠点を、人に知られたくないという思いの表われです。
自分自身に、きちんと向き合う必要があります。
- 隠してある感情や欲求に気づく
- 認める
- 許す
- 手放す
思い・言葉・行動の選び方が大切
相手悪く申すはたやすいなれど、他陥れた罪、大きいのでありますぞ。
皆々因果相当に苦しみとして顕れて来ますのじゃ。
これまでのそなたの因縁、すべて御魂に記憶されてありますのじゃ。
決して誤魔化し消すこと出来ぬゆえ、申しておるぞ。お分かり下されよ。
因果の仕組み、いずれ己に返って来るから、何選ぶか、大切ごとでありますぞ。
思いの選び方、言葉の選び方、すべて日々問われておりますのじゃ。
大日月地神示
『思考が先で現実が後』『思考は現実化する』という言葉を耳にしたことはありませんか?
私たちの頭の中は、常に忙しく動いていて、日々何かを選択しています。
現実が変わらない、望んでいる現実ではない場合は、『思考のクセ』が原因かもしれません。
自分の思考を意識的に観察することは、とても大切です。
また、言葉は『言靈』であり、影響力を持っています。
『口は禍の元』ということわざもありますが、
なにげなく言った一言で、相手を傷つけてしまうかもしれません。
嘘、他人の悪口や批判、不満、不安、言い訳などの言葉には注意しましょう!
因果の種類
過去現在未来は、一線上であり可能性と歪みと因果の仕組みじゃ。
望むこと顕れるもは、因果ぞ。望まぬこと顕れるのも、因果ぞ。
それぞれ因果の種類がありますぞ。
いずれも強い要因が顕在化するのであるから、何をどれほど望むかが未来を決めるのぞ。
大日月地神示
【2種類の因果】
- 善行の結果の【善因】
- 悪行の結果の【悪因】
何を選択したかで、未来が決まるということ
ですね!
【2種類の因果】
- 善行の結果の【善因】
- 悪行の結果の【悪因】
何を選択したかで、未来が決まるということですね!
身体の因果
肉体をいじめるな
この世では、肉体が大切じゃ。
肉体を傷つけたり、苦しめたら、守護人は、それだけのカルマを背負うのだぞ。
靈じゃ、修行じゃと申して、肉体苦しめてはならん。
仕事じゃ、金じゃと申して、肉体苦しめたらならん。
責任じゃ、義務じゃと申して、肉体苦しめたらならん。
子どものためじゃ、家族のためじゃと申して、肉体苦しめたらならん。
グルメじゃ、美じゃと申して、肉体苦しめたらならん。
よひとやむみな
一人の人間には、その人を影で見守っている存在がいます。
靈人やご先祖様です。
その人間の靈性の度合いより、入れ替わります。
私たちの本質は御魂で、身体はお借りしているもの。
身体が悲鳴をあげる前に、いたわって
あげましょう!
身体の声を聴こう
風邪を引くには、風邪を引く原因あるではないか。なぜ、身体弱りたか、お考え
下され。
微生物、悪くないのぞ。悪者に仕立て上げ、薬物で殺す考え、まこと悪であるぞ。
全て、必要として存在しておりますのじゃ。調和、乱れれば病むのぞ。
なぜ、乱れたかは省みること大切ぞ。体の声に耳貸さず、無理し続けた因果
じゃなぁ。
大日月地神示
元々身体の中にいる微生物は、有害な微生物から、私たちの健康を守ってくれています。
腸内には100 兆個以上の腸内細菌がいると言われており、常に善玉化にしておくことが、健康を保つ秘訣のようです。
薬は、体に悪影響を与えている菌を退治する事はできますが、良い微生物までも退治して
しまいます。
元々身体の中にいる微生物は、有害な微生物から、
私たちの健康を守ってくれています。
腸内には100 兆個以上の腸内細菌がいると言われており、
常に善玉化にしておくことが、健康を保つ秘訣のようです。
薬は、体に悪影響を与えている菌を退治する事はできますが、
良い微生物までも退治してしまいます。
病になった原因を考えてみましょう!
家の借銭や国の借銭
人ばかりではない。
家には家の借銭、国には国の借銭が
ある。
借銭があるから、うまくいかん。
この度は、世界中を借銭なしにせねば
ならん。
よひとやむみな
借銭とは、『因果』や『カルマ』と同じ意味。
借りたものを返すまでは、同じことで苦しんだり、物事がうまくいかなかったりします。
世界中を借銭なしにせねばならん
人類の因果
人類の因縁因果は、人類で解消せねばならんのじゃ。神の所為にするでないぞ。
神は与えっぱなしじゃ。地の大神様に詫びなされよ。
何もかも日々頂いておりながら、御礼も申さず悪く申す者、多いのう。
土汚し、水汚し、空気汚し、山川海、何もかも汚して、生き物殺し、地を破壊し続け、
人殺し奪い合う様は、地の民の所業であるぞ。
ゆえの因果ぞ。
大日月地神示
地球人としての因果ですので、例外はなく全員に当てはまります。
この世で生きているのは、人間だけではありません。
自然破壊は、他の生き物にも影響を
与えます。
なぜ、熊や猿が人を襲うようになってしまったのか?
省みるべき因果かもしれません。
子どもの因果
子供は何の罪無きものぞ。
何ゆえにそのような苦を背負わされるのぞと申すなれど、
親の苦を肩代わりするため生まれて来たもの多いぞ。
愛するゆえの因果じゃなぁ。
大日月地神示
- 身体に障害を持って生まれた
- 短い人生を終えた
- 過酷な環境に生まれた
- 家族と引き裂かれた
- 身体に障害を持って生まれた
- 短い人生を終えた
- 過酷な環境に生まれた
- 家族と引き裂かれた
「子供に罪はない」
子供は親を選べないという方がいるかもしれませんが、この教えを知る限り、
親を選んで生まれてきているようです。
また、過去生での因果だったり、本人が学びの為に設定してきた場合もあります。
因果の捉え方
苦しみは有難い
苦しむのは、有難いのぞ。苦を頂きなされ。因果を悟りなされよ。
苦は、そなたが変わるために、必要として与えられた教科書じゃ。
大日月地神示
この教えを知らなければ、『辛い』『苦しい』『しんどい』と悩んでしまうでしょう。
神示(真)の教えに巡り会えるか会えないかという事も、因果のようです。
地球は学びの学校。
様々な経験が教科書なのですね。
神示を活かす
この神示、ありがたいと思える者でないと、神示、活かすこと出来ぬのじゃ。
良薬となりませんのぞ。心身の病い、治せるのぞ。
未来、見えてくるのぞ。因縁、解消されてゆくのぞ。
大日月地神示
因果のまとめ
【因果】とは、仏教語で因(原因)
果(報い)。
人の思念や言葉・行いの善悪により、結果を生むという事です。
【因果】には、善行の結果の【善因】と悪行の結果の【悪因】があります。
我々は、この世だけの存在ではありません。
生き死にを繰り返し学んでいるものです。
思念・言葉・行いの結果による
ご先祖様も含めた、その家にまつわる因果
日本人としての因果
例外なく、すべての人に当てはまります。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
『大日月地神示』
著者:神人 出版社:新泉社
【神人公式サイト】
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット