「あなたにとっての御馳走とは何ですか?」
ステーキかな~
寿司です!
ステーキ
かな~
寿司です!
ほとんどの方は、肉系か魚系の料理を思い浮かべるのではないでしょうか?
肉は牛・豚・鶏が一般的で、イノシシ・鹿・熊などのジビエ肉を好まれている方もいるでしょう。
肉や魚は料理だけでなく、ラーメンのだしなどにも使用されており、
私たちの食生活には欠かすことの出来ない食材です。
数年前から、ざまざまな理由により、肉・魚・卵・乳製品などを摂らない
『ベジタリアン』や『ヴィーガン』と呼ばれる人が、
話題になっています。
- 物心ついた頃から、家庭・学校・外食産業などで、当たり前のように提供されてきた
- お店には、下処理された肉や魚がパック詰めで陳列されている
そのため、何の疑問も持たずに、食してきたのではないでしょうか?
しかし、『靈的な視点』からは違っている
ようです。
そもそも人間は肉体が自分ではなく、『御魂』であり『靈的な存在』。
その部分を理解出来ないと、「何を言っているのかわからない」となるかもしれませんが、
新しい時代を迎えるにあたり、必要な知識であるといっても良いでしょう。
日本での肉食の歴史
旧石器時代から始まっていた!
マンモス・ナウマンゾウなどの大型獣肉。
この時代になると大型獣は絶滅し、イノシシ・シカ・サルなど、
60種以上の哺乳動物を食べていました。
大陸から牛と馬が渡来すると、農耕や運搬用として飼育されていましたが、
しだいに食用としても使用されるようにもなりました。
仏教の影響により『肉食禁止令』が発令され、
農耕が忙しい時期に牛、馬、犬、サル、鶏の肉を食べることを禁止します。
イノシシ・鹿肉は除外。
仏教には「不殺生」の戒律があり、肉食は禁忌すべきと考えられていますが、
大乗仏教においては特に厳しく守られています。
武士を筆頭に『肉食禁忌』が薄まり、ウサギ、猪、鹿、クマ、狸などを食べ始めます。
徳川綱吉の時代に出された『生類憐みの令』で一時肉食禁忌が強まりましたが、
それ以外は様々な肉が食べられていました。
牛肉を食べることが文明開化の象徴とされ、『牛すき』が流行。
こうして肉食の歴史を見てみると、日本人もさまざまな肉を食べてきたのですね。
縄文人やアイヌ民族では、獣は『神』
平和な時代が約一万年以上続いたと言われている縄文時代。
縄文人は、常に神と共に生活していたようです。
イノシシやクマなどの獣類は山の神の化身であり、獣の姿をした神が人間界にやって来て大変な歓待を受けた後、毛皮と肉を土産物に残して、ふたたび山へ帰っていくと考えられていました。
また、アイヌ民族も熊を神の使いとしており、
「飼い熊送り儀礼」を大変重要な事として行っていたようです。
縄文人は、常に神と共に生活していたようです。
イノシシやクマなどの獣類は山の神の化身であり、
獣の姿をした神が人間界にやって来て大変な歓待を受けた後、
毛皮と肉を土産物に残して、
ふたたび山へ帰っていくと考えられていました。
また、アイヌ民族も熊を神の使いとしており、
「飼い熊送り儀礼」を大変重要な事として行っていたようです。
古代の人々は、肉を食べていたようですが、
儀礼を重んじ感謝をしながら頂いていたことが
わかります。
昔から肉を食べていたのに、
「肉食は良くない」とはどういうことなのかな?
その時代の状況や動物たちが置かれている環境などが、
関係してくるのかもしれないね。
古代と現代の肉食文化の違い
- 食べ物が限られており、獣肉は重要な
たんぱく源だった - 自然に生息している獣を捕獲していた
- 常に神と動物に感謝をしていた
『旧石器時代』では、マンモスなどの大型獣を捕獲し過ぎた為、絶滅してしまったようですが、
『縄文時代』以降は、いろいろな獣を捕獲することで、
無意識に生態系のバランスを取っていたのではないでしょうか?
- 肉中心でなくても、他の食べ物が豊富にある
- 人間の食欲を満たすための食べ物に
なっている - 家畜として飼育されている動物たちの
環境問題 - 生態系のバランスが崩れている
- 地球温暖化の問題
現代における牛・豚・鶏の過酷な状況
現代は『大量生産大量消費』であり、出来るだけ安い価格の肉を短期間で、
大量に必要とされるため、生産性の向上が求められます。
- 多頭羽飼育
- 牛や豚の成長促進や人工的に太らせる目的で『肥育促進剤』を使用
- たくさん子供を産ませる為の人工授精や繁殖
- 『霜降り肉』が好まれる為に肉質改良
- 過剰に詰め込まれていたり、運動不足、家畜小屋の衛生問題など、
生産性だけを重視した劣悪な環境
人間の都合により『人工的』に行われるさまざまな改良は、
家畜にとって大きな負担と
なっています。
ニュースでも取り上げられた『BES』『豚熱』『口蹄疫』『鳥インフルエンザ』などの伝染病の他、
さまざまな家畜が奇形で生まれてくる事例も数多く報告されています。
また、感染しても発病まで数年かかる病もあり、
その間、感染したことを知らずに「出荷されてしまう」ということも考えられるでしょう。
着物を着ていた頃の日本人の体形は、どちらかというと寸胴で5頭身でしたが、
今では、顔が小さく手足が長い、外国人並みの容姿の方が多くなりましたね!
肉食の加速と同時に、日本人の体形も変化してきていると考えられます。
容姿の変化と共に、発育や初潮が早くなっている原因の一つとして、
家畜に使用されている『ホルモン剤』の影響があるのかもしれません。
私は、以前から太っている外国人女性のお尻が、
牛のお尻に見えてしまい、
「この人は、肉好きなんだろうな~」と思ってしまいます。
畜産が自然に与える影響
- 牛や羊、ヤギ等の「反すう動物」のゲップやおならに多く含まれているメタンガス。
地球温暖化が大変問題になっていますが、
その主な原因は二酸化炭素などの温室効果ガスです。
メタンガスは、二酸化炭素の25倍以上の温室効果を持ち、
世界の温室効果ガスの4%を占めていると言われています。 - 家畜を養うには大量の餌が必要となり、飼料を栽培する広大な土地を確保するために
世界中の森林が破壊されている。 - 牛肉1Kgをつくるために約15,000リットルの水が必要であるという結果も出ており、
水の枯渇が問題。
この問題に対しては、日本でもさまざまな取り組みが行われているようです。
霊的な視点:人間(特に日本人)の食べ物
獣肉を食べると『獣人』になる
獣肉喰らうと、獣のような欲出てきて、獣人になりてゆくのぞ。例えで申して
おらんぞ。
他から奪う事当たり前の考えとなり、
物事を上か下か強いか弱いで見るように成りゆくのじゃ。
魔物の僕とはそのことぞ。
ますます支配慾が高まり、己の思いのままに他を従えさせたくなりますのじゃ。
大日月地神示
人間の食べ物は決められている
人民の食べ物は世の元から決められて
おるぞ。
人、獣殺すなよ。友であるぞ。
殺されて嘆き苦しんでおるぞ。生き物それぞれ食べ物あるぞ。
すべて元から決められ創っておるのじゃから、人民は命の仕組み壊すでないぞ。
仕組み壊せば、次々崩れてみな苦しむぞ。
大日月地神示
特に哺乳類・四つ足の動物には、人間と同じく『感情』があります。
私は以前、高速道路で、たくさんの牛を乗せたトラックとすれ違いました。
その時、悲しい牛の鳴き声を聞きましたが、彼らは自分たちの運命を知っており、
屠殺されることに『恐怖』を感じています。
日本人は肉類禁物
日本人には肉類禁物じゃ。
今に食べ物の騒動が激しくなると申してあること忘れるな。共食いぞ。
人間に近いものを喰うのは共食いぞ。
肉体は共食いを嫌う。肉体を汚すからぞ。四つ足に似てくるぞ。
四つ足の体の中のゴモクも一緒に食って
おるのぞ。
考えや気持ちにもおかしな変化が
起こるぞ。
よひとやむみな
食べ物もエネルギー
食べ物や飲み物は全て、靈体=エネルギー体であり、
私たちが摂取しているエネルギー体には、
良きエネルギー体のものと悪しきエネルギー体のものとがあるのです。
良きエネルギー体のものを摂取し続けると良き影響を受け、
悪しきエネルギー体のものを摂取し続けると悪しき影響を受ける因果関係にあります。
では、良きエネルギー体の食べ物と悪しきエネルギー体の食べ物とは、
それぞれどのようなものなのか?を申し上げます。
◆良きエネルギーの食べ物とは?
植物性食品(旬の果物や山野菜、種実、穀物、大豆発酵食品、キノコ類、海藻類、漬物)、
天然塩等…
*植物性食品には不浄な氣が宿らない
◆悪しきエネルギーの食べ物とは?
動物性食品(獣肉、魚介、乳製品、卵)、農薬や添加物の多い食品、化学調味料、
人工甘味料、漂白したもの等…
*動物性食品には不浄な氣が宿る
特に動物性食品の中でも感情の強い獣肉は、
悲しみや苦しみの不浄な氣=念が多く宿っているエネルギー体であり、
摂取し続けることで靈体の質をどんどん悪くしてゆきます。
結果的には、不浄な念=氣を発する人となり、悪しき靈の影響も強く受け易く
なります。
悪霊の憑依によって思考操作され易くなり、ネガティヴな感情や思考が多くなり、
暴力的な発言や行動が増えたりします。
そして自己中心的となり、対人関係において不和が多くなったり、
犯罪に巻き込まれたり、自己嫌悪感が増えて自殺へと誘導されたりします。
自分で思考や感情の制御が出来ない状態となると、
悪霊に肉体を乗っ取られていることと同様なのです。
悪魔の地球人支配計画の一つとして、人間に動物を殺させ、動物性食品を食べさせた上で、
不浄なる靈体=靈性低き存在に自ら変容させてゆき、
悪魔や悪霊たちにとって好都合な状態=憑依・思考操作し易い状態に、
仕向けられてきたのです。
※畜産は、地球環境に多大な悪影響(破壊と汚染)を及ぼし、
世界的に問題視されています。
ですから、動物性食品を摂取する場合においては、
必ず不浄な氣を浄靈=供養する時間を設けてから頂く必要があります。
浄靈浄化するためには、死肉に対して料理する前と食前と食後に、
心から謝罪し感謝することが毎回求められます。
(尊き命にお詫びを申し上げます。この度の糧に心から感謝します。
頂きます/ありがとうございました)
現代人は、栄養的にも環境的にも、
どうしても動物性食品を食べなければならない状況には生きておりません。
医学的にも常食する必要性がない食品であるということが世界的にも
認められています。
ですから、出来れば嗜好品と捉えて常食せず、極力無益な殺生はしない=摂取を控える、
というような選択が望ましいのではないでしょうか?
大日月地神示
「人間の身体は食べた物で作られる」と言われていますが、我々の本質が『靈体』であることから、
食べ物は『身体』と『靈体』両方に影響を与えるという事です。
それゆえに、良いエネルギーの食べ物を摂取することが重要なのかもしれません。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
『大日月地神示』
著者:神人
新泉社