生きるためには、食べなければならない。
食べるためには、働かなければならない。
そして、束の間の快楽で満足している。
食うために、働かねばならんという理屈がまかり通り、人間本来の身魂を大事にできん世じゃ。
現代人は、食べるためだけではなく、住宅ローン、自動車ローン、学資ローン、税金、公共料金、
社会保険、家賃など多くを抱えています。
生きるためには、働かざるを得ない状況ですね。
「何も考えずに働け」と駆り立てられながら、アメとして与えられたのが、束の間の快楽でもある
『3エス』です。
- 「三エス」とは神の神宝で『玉、鏡、剣』
- 「3エス」とは悪の神宝でスクリーン・スポーツ・セックス
- 「3エス」は、真実から目をそらすための仕組み
- 善いように思えても過ぎれば『毒』
三エスとは神の神宝
三エスの神宝の「エス」は光の言語。波動じゃ。
「光が射す」(人間の心に光が射しこむ)という意味じゃ。
神の神宝、三エスは玉、鏡、剣。玉とは、御魂ぞ。鏡とは、心の鏡ぞ。
そして、要らぬものは、剣で断ち切る
のじゃ。
よひとやむみな
三エスの玉、鏡、剣とは、『三種の神器』
三種の神器 | 祭られている場所 |
---|---|
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま) | 皇居「剣璽の間」 |
八咫鏡(やたのかがみ) | 伊勢神宮の内宮 |
草薙剣草薙剣(くさなぎのつるぎ) | 熱田神宮 |
肉体は借りもので、人間の本質は『御魂』
肉体が滅んでも、『御魂』は永遠に存在
します。
人間が見ている外界は、自分の心の状態が映写されている。
- 心が晴れていれば、穏やかで幸せを
感じる - 心が曇っていれば、暗く映し出される
『三エス』は、人間が神と調和するために必要な宝であり、人生の方向を見失わないための
指針でもあります。
3エスとは悪の神宝
3エスは悪の神宝。今の人間は、スクリーンにくぎ付けぞ。
真実から目を背けさせる悪の宝ぞ。
誘惑され、操られ、さまざまなスクリーンに心を奪われておるではないか。
悪の仕組みは、スポーツにも仕掛けて
ある。
何のために競っておるのじゃ。
悪の仕組みは、セックスにも現れて
おる。
異性を操る上っ面の磨き方や、飾り方で振り回されておる。
よひとやむみな
『3エス』(3S)とは、
- スクリーン
- スポーツ
- セックス
【スクリーン】
テレビ・インターネット・映画・ゲーム・携帯電話などが含まれます。
一日に何時間も画面を見ている方は多いのではないでしょうか?
「新商品の発売当日に長蛇の列!」
「話題作の興行成績が歴代〇位」
などと煽って関心を向けさせ、「自分も参加しなければ」と思わせるのは、
『群集心理』を利用した手法です。
様々な媒体は、簡単に情報を得られる便利なものですが、プロガバンダには注意が必要。
「新商品の発売当日に長蛇の列!」
「話題作の興行成績が歴代〇位」
などと煽って関心を向けさせ、
「自分も参加しなければ」と思わせるのは、
『群集心理』を利用した手法です。
様々な媒体は、簡単に情報を得られる便利なものですが、
プロガバンダには注意が必要。
- 人は、「特別」「お得」「今だけ」「特典」に
弱い - 多数の意見や行動に同調しやすい
- 有名人や著名人に服従しやすい
- 後れを取りたくないという意識が働く
人々の習慣や癖を巧みに利用して、情報発信しています。
画面に集中している時は、ほとんど思考停止状態ですが、映像の中には、
心理操作や思考操作が含まれている場合があるかもしれません。
無意識に情報を受け取るのではなく、いろいろな思惑を含んだ宣伝・広告だという事を知った上で、
利用することはとても大切でしょう。
【スポーツ】
「スポーツマンシップに則って正々堂々と戦うことを誓います」
スポーツでの戦いとなると清々しい印象を持ってしまいますが、結局のところ
『他人との競争』です。
いろいろなスポーツイベントを仕掛けてきますが、裏には様々な思惑などが隠されており、
大きな競技になればなるほど、利権がからんで
きます。
我々は子供の頃から、学業でも運動でも順位を付けられ、常に競わされてきました。
『自分』と『他人』という分離したものの見方を、教え込まれてきたのです。
分離した考え方は、『意見や考え方が違う人』を
自分の中から排除しようとする意識が働きます。
- 不仲
- 軋轢(あつれき)
- 摩擦
などの不調和を生み出します。
『不調和』は、悪の仕組み
些細な『競争』や『戦い』は、戦争などに発展する可能性を秘めています。
我々が大切にするべき事は、【調和】
- 他を慈しむ
- 他の氣持ちを想う
- 助け合う
- 分け合う
- 認め合う
- 皆が同等であることを知る
- 誰もが神の分け御魂
- 他を慈しむ
- 他の氣持ちを想う
- 助け合う
- 分け合う
- 認め合う
- 皆が同等であることを知る
- 誰もが神の分け御魂
相手が七と出たら、二と受けよ。四と出たら、六とつぐなえよ。
九と出たら、一と受けよ。二と出たら、八と足して、それぞれに十となる様に調和せよ。
競争することをやめる、相手に勝たせてあげる
これからの時代は、【和】を大切にする時代
です。
【セックス】
映画・ドラマ・漫画・雑誌などで、『性』を過剰に表現したり、
『不倫』を美化したものが
あります。
それにより、『愛』が歪んだものに変わる恐れがあるでしょう。
必要以上に『性欲』が刺激されたり、変に妄想したりする可能性があります。
執着したり、とらわれた『欲』は『慾』に変質し、被害者を出してしまうかもしれません。
- 一方通行で自分勝手な愛情表現 ストーカー
- 同世代の異性に対して臆病 と向かう恐れ
- 不特定多数の人との関係を求める
必要以上に『性欲』が刺激されたり、変に妄想したりする
可能性があります。
執着したり、とらわれた『欲』は『慾』に変質し、
被害者を出してしまうかもしれません。
- 一方通行で自分勝手な愛情表現 ストーカー
- 同世代の異性に対して臆病 と向かう恐れ
- 不特定多数の人との関係を求める
純粋な『愛』の表現として、お互い合意の上での『セックス』であるべきではないでしょうか?
一つひとつは、悪いものではないなれど、それが目的となり、生活の基盤となり、
小さな楽しみの元に留まり、曇りはてたまま生きることが、悪じゃと申しておる。
悪を善にすり替えるやり方が、『悪の仕業』
『毒』を喜びのエサとして与えてきます。
一見楽しいように思えますが、過ぎれば『中毒』になる可能性があるので注意しましょう。
肉体の喜びである『快楽』は、一時的なものなので消えれば次を求めます。
真の喜びとは、物質的なものに留まらず『すべてが喜び』なので、消えることはありません。
まとめ:「三エス」と「3エス」
- 「三エス」とは神の神宝で『玉、鏡、剣』
- 「3エス」とは悪の神宝でスクリーン・スポーツ・セックス
- 「3エス」は、真実から目をそらすための仕組み
- 善いように思えても過ぎれば『毒』
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
『よひとやむみな』
著者:穂乃子
(株)ナチュラルスピリット